ルーメン、ケルビン、カンデラ:それぞれの意味と選び方
ルーメンは、光源から放出される光の総量を表す単位です。数値が大きければ大きいほど、明るく感じられます。ヘッドライトを選ぶ場合は、ハイビームとロービームそれぞれに必要なルーメン数を確認しましょう。
- ハイビーム: 遠くまで照らすため、12000ルーメン以上がおすすめです。
- ロービーム: 手前を照らすため、3000~6000ルーメン程度がおすすめです。
ケルビンは、光の色温度を表す単位です。数値が大きくなるにつれて、光の色は青白くなります。ヘッドライトを選ぶ場合は、視認性と快適性を考慮してケルビン数を選びましょう。
- 3000K~4000K: 電球色に近い温かみのある光で、雨天時の視認性に優れています。
- 4000K~5000K: 白色に近い光で、晴天時の視認性に優れています。
- 5000K以上: 青白い光で、スタイリッシュな印象を与えますが、雨天時の視認性は劣ります。
カンデラは、光源から特定の方向へ放出される光の強さを表す単位です。数値が大きければ大きいほど、その方向へ向けて強く光が放出されます。ヘッドライトを選ぶ場合は、道路を照らすためのロービームのカンデラ数を確認しましょう。車検基準では、6400カンデラ以上が必要です。
まとめ
- ルーメン: 光の総量。ハイビームは12000ルーメン以上、ロービームは3000~6000ルーメン程度がおすすめ。
- ケルビン: 光の色温度。3000K~4000Kは温かみのある光で雨天時に見やすい、4000K~5000Kは白色で晴天時に見やすい、5000K以上は青白くスタイリッシュだが雨天時に見にくい。
- カンデラ: 特定方向への光の強さ。ロービームは6400カンデラ以上が必要。
これらの単位を参考に、自分のニーズに合ったLEDヘッドライト・フォグランプを選びましょう。
補足
- ルーメン、ケルビン、カンデラは、それぞれ異なる単位であることを理解することが重要です。
- ヘッドライトを選ぶ際は、ルーメン、ケルビン、カンデラ以外にも、照射範囲や配光特性なども考慮しましょう。
- 専門店で相談しながら選ぶのもおすすめです。
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