バックランプ付近にテールランプ信号(プラス電源)が見つからない場合は、以下の方法で解決できます。
1. 車内から探す
1.1 ヒューズボックス
ヒューズボックスから電源を取る方法です。具体的には、以下の手順で行います。
- 車種に合ったヒューズボックスの場所を特定します。取扱説明書などで確認できます。
- テールランプに関連するヒューズを見つけます。ヒューズボックスの蓋の内側に、各ヒューズの役割が記載されていることが多いです。
- テールランプ関連のヒューズの裏側にあるプラス電源に接続します。ギボシ端子やエレクトロタップなどの配線コネクタを使って接続します。
- 接続部分が確実に絶縁されていることを確認します。
1.2 アクセサリー電源
シガーソケットなどのアクセサリー電源から分岐して接続する方法です。具体的には、以下の手順で行います。
- アクセサリー電源を取り出せる場所を特定します。シガーソケットなどが一般的です。
- 分岐ケーブルを使用して、アクセサリー電源からプラス電源を取り出します。
- バックランプ信号(プラス電源)として使用するワイヤーに接続します。
- 接続部分が確実に絶縁されていることを確認します。
1.3 車速信号
車速信号コネクタから分岐して接続する方法です。車種によっては対応していない場合がありますので、事前に確認が必要です。具体的には、以下の手順で行います。
- 車速信号コネクタの場所を特定します。取扱説明書などで確認できます。
- 車速信号コネクタから分岐ケーブルを使って、車速信号を取り出します。
- リレーを使用して、車速信号をテールランプ信号(プラス電源)に変換します。
- 変換されたテールランプ信号(プラス電源)をバックカメラなどに接続します。
- 接続部分が確実に絶縁されていることを確認します。
2. その他の方法
2.1 テールランプハーネスを購入する
車種専用のテールランプハーネスを購入すれば、簡単にテールランプ信号(プラス電源)に接続することができます。ハーネスには、必要な端子がすでに取り付けられているので、加工する必要がありません。具体的には、以下の手順で行います。
- 車種に合ったテールランプハーネスを購入します。
- テールランプハーネスを車体に接続します。取扱説明書に従って接続します。
- バックカメラなどの機器をテールランプハーネスに接続します。
2.2 リレーを使用する
リレーを使用して、他の電源からテールランプ信号(プラス電源)を生成する方法です。具体的には、以下の手順で行います。
- リレー、電源、スイッチ、テールランプ信号(プラス電源)として使用するワイヤーを用意します。
- リレー回路を組みます。リレー回路の組み方は、リレーの種類によって異なるので、取扱説明書を参照してください。
- 組み上げたリレー回路を車体に接続します。
- バックカメラなどの機器をテールランプ信号(プラス電源)に接続します。
注意事項
- 車の電気系統に接続する場合は、必ず感電に注意してください。
- 作業に自信がない場合は、整備士に相談することをお勧めします。
- リレーを使用する場合は、適切な容量のものを選んでください。